社殿工事の進捗です。
只今、屋根の解体を作業を行っているところです。
この作業中に本殿の屋根についてわかったことがあります。
本殿の屋根は、銅板葺きでしたが、その銅板を剥がし、更に
野地板を剥がすと檜皮が出てきました。これは、本殿を新築
した当時(大正時代)の屋根が、もともとは檜皮葺だったという
ことがわかりました。
これは、ひのきの表皮を一枚一枚少しずつずらして重ねていく
もので非常に手間と技術を必要とされる葺き方です。
その後、昭和の時代に修理をした際に、銅板葺きになった様です。
4月 月次祭
社殿工事進捗 瓦・銅板撤去
社殿工事進捗 足場・素屋根
記念事業として行っております社殿改修工事が始まって1カ月が
経ちました。社殿内部の装飾品などの片づけからはじまり、素屋根
を掛けるための足場組みまで進んでいます。かなり高い位置まで
足場が組まれています。
今後も2週間に1度くらいのペースで工事の進捗をお伝えしていく
予定です。
また、下の写真は片づけをしているときに取り外した幣殿の額です。
表面は「正一位 春日大明神」と記されており、金箔で装飾されて
います。正一位は、江戸時代頃の神様の格を表す神階です。
![]()
裏面には「文化十三丙子年四月 神祇道管領 卜部朝臣良長」と彫ら
れています。文化13年は西暦で言うと1816年。ちょうど200年前
になります。当時神道に於いて大きな勢力を誇った吉田家から賜った
ことがわかります。