鳥のさえずり

毎日見ていると気づきにくいのですが、それでも自然の移ろいや変化を境内で感じることがあります。
表参道は2年半ほど前の台風被害直後は、木々の枝や葉は落とされ散々たる状態だったのですが、昨年夏頃からは徐々に茂る葉の数も多くなったように感じられます。
今日、掃除をしながら参道の森を眺めていると、多くの小鳥たちの軽やかな鳴き声が聞こえてきました。
1年の季節を72に区切った七十二候では、今日の2月12日は、黄鶯睍睆(うぐいす なく)の時期に当たります。
今日はウグイスの鳴き声は聞けませんでしたが、もう少し温かくなると境内のあちこちでその美声を聞くことが出来ます。

自然の雄大さと力強さ、その恵みと脅威を身近に感じながら生活できることに心から感謝です。

2月 月次祭

本日、午前8時より如月の月次祭を斎行致しました。
年明けから1か月。もう1か月です。神主の1月はいつも慌ただしく過ぎて行ってしまいます。
新たな月を迎え、気持ちも新たにして過ごしていきたいと思っています。

拝殿前の梅の花は、まだ蕾です。開花までにはもう少しかかりそうですね。

蝋梅

ここ2日間温かい日が続きました。
境内の蝋梅も黄色い花を咲かせています。
春の花の明るい雰囲気もいいですが、冬の花はしみじみとした感じがいいですね。

1/15 とんど焼(左義長)のお知らせ

毎年、1月15日に注連縄(しめなわ)等の焚き上げをする「とんど焼き(左義長)」を執り行います。
とんど焼きは注連縄でお迎えした年神様をお焚き上げの炎と共にお帰り頂く神事です。四方に竹を立て、注連縄を張った神域を作り、その中でお焚き上げをします。
15日の早朝、8時頃から神事・お焚き上げを行う予定にしております。15日当日に注連縄をお持ち頂いても結構ですが、14日までにお持ち頂けると早朝からの焚き上げが出来ますので、是非前日までにお持ちください。

尚、注連縄についている「だいだい(みかん)」は必ず取り外して下さい。だいだいは燃えません。
また、鏡餅やそのパック、生け花・祝箸・その他神社に関係のないものは、お焚き上げ出来ません。1月16日以降は注連縄のお焚き上げは出来ません。ご理解の程よろしくお願いいたします。

厄除け祈願のご案内(令和3年)

厄年とは古来より災厄が多く行いを慎む年と言われ人生の節目でもあります。
男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳・61歳が厄年とされて
います。

厄年にあたっている方は神社にお参りをし厄祓いを受けます。
御祈祷は多くの方が、節分(2月2日)までに受けます。これは厄年は数え年で数える為、お正月が来ると厄年を迎えることになり、暦の上で春となる立春の前までに御祈祷を受けるのが望ましいからです。
今年厄年に当るのは以下の生まれ年の方になります。

男性:
25才 平成 9年生まれ
41才 昭和56年生まれ(前厄)
42才 昭和55年生まれ(本厄)
43才 昭和54年生まれ(後厄)
61才 昭和36年生まれ(還暦)

女性:
19才 平成15年生まれ
32才 平成 2年生まれ(前厄)
33才 平成元年生まれ(本厄)
34才 昭和63年生まれ(後厄)
37才 昭和60年生まれ
61才 昭和36年生まれ(還暦)

当神社では厄除け祈願を執り行なっております。御祈祷をご希望の方はお気軽に下記までご連絡下さい。
尚、今年は新型コロナウイルス感染症対策として、同時に拝殿にてご祈祷を受けて頂く際に、昇殿人数を制限させて頂く場合がございますことをご了承お願い申し上げます。