みどりの日

今日は『みどりの日』。その趣旨は「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」です。
当神社はたくさんの木々に覆われています。このような神社を囲む森を社叢(しゃそう)といいますが、「鎮守の杜」と言った方が親しみがあるかも知れません。
神道は自然崇拝がその考えの源流となっていますので、神社にとっての杜は大変重要なものになります。
そこで今回は、当神社の木々をご紹介します。まずは、先に葉っぱだけの写真を掲載しますので、何の木か考えてみてください。



楠(クスノキ):和泉市民はもちろんご存じですよね。市の木です。南池田小学校のシンボルツリーでもあります。
 



榊(サカキ):玉串や大麻(おおぬさ)、神籬(ひもろぎ)など神事でよく用いる木です。「栄える木」がその名の由来とも言われています。



モミジ:これは皆さんご存じですよね。秋が深まったころの紅葉は本当に綺麗です。



ヤマモモ:オスとメスの木があり、メスの木には赤い実がなります。



ツツジ:この時期になると、そろそろ赤紫の花を咲かせます。



椿:2月~3月頃に花を咲かせます。また、その実からは上質な油である椿油が取れます。

いかがでしたか?葉の形だけで木の名前を全てわかった方はいましたでしょうか?
神社では四季が移り変わるごとに杜がその表情を変え、我々に癒しを与えてくれます。

5月 月次祭

本日、午前8時より皐月の月次祭を斎行致しました。

お参りされている方はご存じかと思いますが、先月の緊急事態宣言の発出後から拝殿と末社の鈴緒が使えなくなっています。ちょっと寂しい感じもしますが、その分 境内でさえずる鳥たちの声や玉砂利を踏みしめる音、風が木々を揺らす音など良く聞こえてくるような気がします。

境内では新緑が美しい季節となりました。木々の生命感が溢れる様子を感じることが出来ます。

昭和の日

今日は『昭和の日』。趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」です。そこでちょっと昔を振り返る、昭和な写真を紹介します。昭和の40年代前後の神社の様子です。


 昭和41年 儀式殿竣工奉祝 稚児行列


 境内でのラジオ体操


 建設中の儀式殿(光明殿)


 鹿遊園(境内で鹿を飼育していた‼)


 工事中の手水鉢(奥には鹿遊園も)

4月 月次祭

本日、午前8時より卯月の月次祭を斎行致しました。

雨ですね。朝早くからは まだ弱かった雨脚も午後に入るとだんだんと強くなってきました。
本日は大安ということもあり、朝から地鎮祭のご奉仕に行かせて頂きましたが、何とか小雨で済んだので良かったなと思っています。

新型コロナウィルス感染症がいよいよ世界規模で大変な状況になってまいりました。神職として感染症が一日も早く鎮静化するよう日々祈願させて頂いております。しかし、もう他人事では済まされない状況にまで間近に迫っているのではと感じています。いつ感染してもおかしくないと。皆様も予防の為に十分な対策をして頂きたいと思っております。

少し心和む話題も最後にお伝えします。
先月に比べると暖かくなり境内では数種類の花を見ることが出来ます。拝殿前の枝垂れ桜も少し咲き始めました。ということで昨日撮影した境内の花の写真を数枚ご紹介しておきます。
では良い4月をお過ごしください。