梅雨ですね

梅雨ですね。
日本の毎年の風物詩ではありますが、ジメジメは 人間にとっては あまり気分のいいものではありません。
生活に工夫を凝らせば、この時期だからこそ楽しめることもあると思います。

玉福稲荷神社の前では紫陽花が控え目に咲いています。

電柱工事

本日と明日、裏参道沿いから社務所へ電線を引くため、電柱を建てる工事をしています。
当神社では2年前の9月の台風で大きな被害を受けましたが、その際 表参道の電線に多くの樹木が倒れこみ断線し、2週間もの間停電を強いられました。近隣は3~5日ほどで復旧しましたが、当神社はかなり遅れました。
今後も台風による被害の可能性が十分に考えられる為、表参道の電柱を撤去し、裏参道ルートに付け替えることになりました。
電柱を建てる工事は今日と明日ですが、表参道の電柱の撤去は7月7日を予定しています。
工事中は参拝の皆様にご不便お掛け致しますが、電柱が撤去されると台風による停電リスクが大幅に軽減されるだけでなく、150メートル真っすぐの表参道は更に見通しが良くなるのではと期待しています。

6月 月次祭

本日、午前8時より水無月の月次祭を斎行致しました。
先日お知らせさせて頂きましたが、緊急事態宣言が解除されたことを受けまして、一般の方々にもマスク着用の上、席の間隔を空けて ではありますが、ご参列頂きました。

今月は、月末30日に『夏越の大祓式』の行事があります。昨年は100名以上の皆様の参列があり、屋外ではありますが「密」になる場面もありました。夏越の大祓式は疫病退散の行事としての意味合いがありますから、昨今のコロナウイルスのような状況でも、行事自体を中止することはありません。茅の輪も作る予定です。しかし、直近の状況に合わせて例年と違う形で行事を行うことを含めて検討しています。その内容に関しては、また近々皆様にお伝えさせて頂きたいと考えています。

付近の学校も本格的な再開に向けて始まりました。子供たちは少し蒸し暑い空気の中、中身の詰まったランドセルを背負い、無邪気に登校していました。
もうすぐ関西でも梅雨入りするかと思います。体調を崩されないよう、無理をしないようお気をつけて今月を元気にお過ごしください。

緊急事態宣言 解除

昨日、政府から関西の緊急事態宣言解除が伝えられました。
一ヶ月近くの外出自粛、休業要請から解放され、晴れやかな気分を多くの皆様が感じておられることかと思います。
但し、まだリスクが介在している中の解除ですので安心はできません。ウイルスはまだ確実に存在していますし、治療薬やワクチンの開発もまだ完全には準備出来ていません。

緊急事態宣言下では、ほぼ お昼寝状態であった神社の電話は、ここ2・3日前から祈祷のご予約の連絡を段々と頂くようになりました。
ご祈祷は、通常通りご奉仕させて頂いておりますが、昇殿時には消毒及びマスクの着用を引き続きお願いしております。
氏子崇敬者の皆様には、もう暫く感染症対策にご協力お願い申し上げます。

みどりの日

今日は『みどりの日』。その趣旨は「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」です。
当神社はたくさんの木々に覆われています。このような神社を囲む森を社叢(しゃそう)といいますが、「鎮守の杜」と言った方が親しみがあるかも知れません。
神道は自然崇拝がその考えの源流となっていますので、神社にとっての杜は大変重要なものになります。
そこで今回は、当神社の木々をご紹介します。まずは、先に葉っぱだけの写真を掲載しますので、何の木か考えてみてください。



楠(クスノキ):和泉市民はもちろんご存じですよね。市の木です。南池田小学校のシンボルツリーでもあります。
 



榊(サカキ):玉串や大麻(おおぬさ)、神籬(ひもろぎ)など神事でよく用いる木です。「栄える木」がその名の由来とも言われています。



モミジ:これは皆さんご存じですよね。秋が深まったころの紅葉は本当に綺麗です。



ヤマモモ:オスとメスの木があり、メスの木には赤い実がなります。



ツツジ:この時期になると、そろそろ赤紫の花を咲かせます。



椿:2月~3月頃に花を咲かせます。また、その実からは上質な油である椿油が取れます。

いかがでしたか?葉の形だけで木の名前を全てわかった方はいましたでしょうか?
神社では四季が移り変わるごとに杜がその表情を変え、我々に癒しを与えてくれます。