12月 月次祭

本日、8時より師走の月次祭を斎行致しました。

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今年も残り1カ月となりました。やり残しのない1年としたい気持ち
で この1カ月を過ごしたいものです。
今日は、大安ということもあり、お宮参りや七五三参り、地鎮祭
のご奉仕をさせて頂きました。私個人的に縁のある方々である小学
校の恩師のお孫さんのお宮参り、同級生の地鎮祭のご奉仕が重なった
ということで非常に懐かしくもあり、ご奉仕させて頂くことの有難さ
も感じました。

雨ですね

今日は雨降り。どんよりして夕方になると境内は真っ暗です。
11月は雨が多いですね。
8月や10月は雨が本当に少なかったのですが・・・。
せっかく紅葉したモミジやイチョウも冷たい雨に打たれて
早々に地面に落ち、枝に残っている葉が少なくなってしま
ったようです。

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立冬も過ぎて

昨日は立冬でした。大安の日曜日ということもあって
七五三参りやお宮参りのご家族で境内はにぎわいました。
雨が降らなければ、本当に良かったのですが・・・。
そして、今日もぐずついた天気。
11月に入り、七五三参りなどで慌ただしくしておりますと、
境内の秋の深まりに気づくのが少し遅れてしまったようです。
これから冬支度ですね。

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11月 月次祭

本日、8時より霜月の月次祭を斎行致しました。
ここ最近では、一番冷え込んだ朝となりました。
今月は、七五三の参拝者が大勢お参りに来られ、境内が
子供達の声で賑やかになります。
我々神職もその準備に大忙しです。

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また、御鎮座1250年記念 御社殿改修及び境内整備事業へ
御奉賛頂いた方の御名前を境内に設置した掲示板へ掲載
させて頂いております。大変多くの方々に御奉賛頂いた
ことに対し本当に有難く感謝申し上げます。
尚、御奉賛頂いた方で未掲載の方は、準備が整い次第、
御名前の札を掲載させて頂きますのでご了承お願い申し
上げます。

体育の日と子供だんじり

今日は体育の日。さわやかな風が吹いてスポーツを楽しむ
には最高の日でした。
当神社では、お宮参りや七五三参りの御祈祷の奉仕があっ
たり、総代会の方々に祭りの後片付けをして頂いたりと
いった1日でした。
昨日は、南池田地区で一番南にある国分町の子供だんじり
が宮入りしました。2年前までは三林町と納花町も宮入り
していたのですが、少子化やその他の理由で今年は1台のみ
となりました。時代の流れかもしれませんが、少し寂しい
感じもします。

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当神社は、子供だんじりのみですが、昔は大人もだんじり
を曳いていたようです。明治から大正初期あたりまで。
詳しい資料は神社にはなく、不明な点や不確かなことも多い
のですが、少しだけわかっていることもあります。
だんじりが途絶えた理由は、南池田のだんじり(町)同志の
喧嘩が発端で、それが警官が絡む大きな騒動に発展し、だん
じりが御法度になったというのです。神社への宮入りが禁止
となり、南池田だけでなく、北池田の各町のだんじりもその
影響で次第に売却や焼却となったそうです。
だんじりは、各町の若者たちがその誇りを持って曳行してい
ますのでそのエネルギーが衝突したのでしょう。
しかし、子供だんじりが復活したものの、100年前後経った
今でも大人が曳くだんじりは復活していません。
このような伝統や文化をやめてしまうことは非常に簡単ですが
一度途絶えたものを元に戻すことは、とてつもない労力と情熱
が必要になるのだと考えさせられます。
その途絶えた期間が長ければ長いほど元に戻すのは困難になる
のは言うまでもありません。
昨今、だんじりの曳き手や神輿の担ぎ手が集まらないという話
をちらほらと耳にします。しかし、我々神職が氏子の皆さんに
お伝えすることで、お祭りやだんじりを曳く意味、神輿を担ぐ
意味をより深く知り、それに参加し、それを感じることが出来
ればこの問題もすこし解決に向かうのではないか・・・そんな
ことを深く考えさせられた今年のお祭りでした。