お盆

お盆の時期になりました。
多くの方が帰省をし、お墓参りをしていると思います。
この時期は神社へお参りする方は少なくセミの声が大きく境内に響いています。
しかし、お盆は仏教の行事だと思われがちですが、元は日本固有の先祖祀りがもとになっているとされています。
神社本庁監修の『神道いろは』(新報社)には、お盆についてこのように書かれています。
「我が国では、古くから神祀りとともに、御先祖様の御霊をお祀りする祖霊祭祀がおこなわれ、神と祖霊の加護により平安な生活を過ごしてきました。」「江戸時代に入り、幕府が檀家制度により、庶民の先祖供養まで仏式で行うよう強制したため、お盆も仏教行事と誤解されて、現在に至っているのです。」

お盆は、宗教にとらわれない日本に古くから根ざしている文化・風習であることが分かります。
御先祖様がいないと我々も存在しないことは皆さん理解していても、普段の生活ではそれをあまり意識することがない方のほうが多いかも知れません。
しかし、お盆のこの時期に御先祖様の前で 日頃の感謝の意を表すことは、普段の生活をいきいきとしたものにする上でとても大切なことだと考えています。

境内ではツクツクボウシが鳴きはじめました。

8月 月次祭

本日、午前8時より葉月の月次祭を斎行しました。
暑いですね。そういえば先月も同じことを冒頭に書いていましたが、今月は更に暑く、蒸し暑く感じます。

それでも月次祭では、いつもの皆さんが御参列になりました。

下の写真は先日夕方に境内で羽化していたセミと 真夏に元気に咲く百日紅(サルスベリ)の花です。

拝殿前 玉垣改修工事

拝殿前玉垣の改修工事が始まっています。
今回御奉賛頂いた方々の銘を刻んだものを新しく建てるために、現在 既存玉垣の解体を行っています。
ご参拝の皆様に於かれましては、拝殿前の通路が少し狭くなりますので 通行時にご注意をお願いしたいと思っております。

工事期間は9月末頃までを予定しております。皆様のご協力をお願い申し上げます。

光明殿の鬼板設置作業が完了

光明殿(儀式殿)の屋根に鬼板が設置され、足場が撤去されました。これで屋根の作業が完了です。
光明殿に関しては、建物内部と外構の作業、そして電気関係の工事が少し残っています。

また、拝殿前の玉垣の改修工事が来週あたりから本格的に始まります。まずは既存玉垣の解体作業になります。
玉垣の改修は、9月下旬頃まで掛かる予定になっています。

光明殿 銅板屋根葺き

境内整備工事の中の光明殿(儀式殿)の屋根の銅板を葺く作業がほぼ完了しました。
残っているのは、鬼板の部分になります。鬼板は経年劣化で雨が入り、地の彫刻の部分が完全に腐っていましたので、今回造り直しになります。

夏の太陽の光が反射して眩しいです。