社殿工事進捗 各殿屋根修理

記念事業の進捗報告です。
前回の報告から二週間が経ちました。その間に本殿・幣殿・拝殿のそれぞれの屋根の修理作業がさらに進められています。
拝殿の破風部分に新しい格子が取り付けられ、垂木や野地板を貼る作業も進んでいます。

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本殿・幣殿の屋根でも垂木を打ち付ける作業が進んでいます。
(左:拝殿 中:幣殿 右:本殿)

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社殿工事進捗 幣殿・増築部分

記念事業の進捗報告です。
先週に増築部分の進捗を報告させて頂きましたが、今回はその続きと幣殿の屋根です。
増築部分には野地板が張られ、先週までなかった棟木を見ることが出来ます。

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幣殿の破風の格子が新しくなりました。旧来の懸魚という飾り板の部分との色の違いが歴然です。
1年生と100年生ですから当然ですね。

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社殿工事進捗 増築部分

記念事業の進捗です。
現在、拝殿と幣殿間の増築部分の作業中です。
これまでの拝殿と幣殿の間はスロープ状になった渡り廊下に
なっており、横の壁などがありませんでした。今回の改修では
ここに壁と屋根を設置し、拝殿と幣殿をつなげて一体の建物に
なるようにします。
下の一枚目の写真は拝殿側から幣殿に向けて撮影しており、拝殿
の旧来の柱と新しい増築部分の柱が並んで立っているのがわかり
ます。

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また二枚目の写真は、上から撮影した写真で、屋根の部分の垂木
なども見えます。右側が拝殿、左が幣殿です。

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これまで拝殿内で行っていた御祈祷などで行う修祓というお祓いの
儀式がこの増築部分で出来るようになることで拝殿を広く使うこと
が出来、しかも壁や屋根があるので冬に冷たい風が入って来ず、
御祈祷を気持ちよく受けて頂けるようになるかと思います。

社殿工事進捗 屋根造作

記念事業の進捗です。
前回の報告では、本殿屋根の銅板を剥がすと檜皮が出てきた
とお伝え致しましたが、現在は、その檜皮も取り除き、銅板
を葺き直すための屋根の造作の作業に取り掛かっているとこ
ろです。この後に垂木、野地板を張り、新しい銅板を葺いて
いく作業になって行きます。

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社殿工事進捗 屋根解体

社殿工事の進捗です。
只今、屋根の解体を作業を行っているところです。
この作業中に本殿の屋根についてわかったことがあります。
本殿の屋根は、銅板葺きでしたが、その銅板を剥がし、更に
野地板を剥がすと檜皮が出てきました。これは、本殿を新築
した当時(大正時代)の屋根が、もともとは檜皮葺だったという
ことがわかりました。
これは、ひのきの表皮を一枚一枚少しずつずらして重ねていく
もので非常に手間と技術を必要とされる葺き方です。
その後、昭和の時代に修理をした際に、銅板葺きになった様です。

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