10月 月次祭

本日、午前8時より神無月の月次祭を斎行致しました。

昨夜、近畿地方を通過いたしました台風24号ですが、当神社におきましては 現在のところ大きな被害はございませんでした。
しかしながら、和歌山県から日本列島を縦断致しましたので、被害に遭われた方も多数いらっしゃるかと思います。
被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

今日は台風一過で良い天気となり、多くの皆様にお参り頂きました。
台風で被害に遭われました皆様、また被害が無かった方々皆様にも春日の大神様の良き御加護が頂けることをお祈り申し上げます。

先月は、台風21号により当神社は大きな被害を受け、終始その復旧作業で終わったような一ヶ月ではありましたが、新たな月を迎え、心も新たにこの10月を過ごしてまいりたいと考えています。

台風21号による被害からの復旧について

この度は、9月4日に関西を中心とした地域に上陸した台風21号により被害を受けられた氏子崇敬者並びに多くの皆様にお見舞い申し上げますと共に一日も早く復旧されますことをお祈り申し上げます。

当神社は、御社殿に掛かっておりました倒木の処理作業が9月24日に完了し、現在では、一部を除き一般のご参拝や御祈祷については通常通りに行えるまで復旧しております。但し、全壊・倒壊した神門や玉垣・燈籠などの再建にはまだまだ時間が必要です。一日も早く完全復旧となるよう努めていきたいと考えております。

当神社においては、御本殿並びに幣殿・拝殿は倒木により瓦が一部割れたりといった程度で大きな被害はありませんでしたが、倒木被害が境内全体に及び、拝殿南側の神門は全壊、末社である玉福稲荷神社の屋根は傾き15㎝ほど倒木の重さで浮き上がりました。また表参道や境内駐車場は倒木で埋め尽くされ、表参道を通る電線も切れて復旧までに二週間要するなど これまでに経験が無いような甚大な被害となりました。

台風通過直後から神職は勿論、総代会・業者の皆様の協力を得ながら少しずつではありますが復旧作業にあたってまいりました。また神社の被害状況を聞きつけ多くの皆様が神社へお越し頂き、暖かいお言葉をお掛け頂いたり御支援を頂きましたこと心より感謝申し上げます。また復旧作業中は、参拝をお控え頂いたり、御祈祷を延期して頂いたりと多くの皆様にご迷惑・ご不便をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。

しかし今回の台風被害におきまして改めて考えさせられることは、神道の基本的な考え方のひとつであります「自然への畏怖・畏敬と共生」です。自然は我々に大きな恵みを与えてくれる存在であり生命の根源である一方、その力は人間に比べ圧倒的に偉大であり、時に猛威を振るう存在でもあるが故、自然の恵みに常々感謝をし、その存在に敬意を表し、抗うことなく共に生きていくとこが大切であると考えています。
我々が日の神様・水の神様・風の神様など自然の中に神の存在を見出し感謝し今まで共に生きてきたことは、古来受け継いできた日本人の「生きる知恵」でもあります。「自然への畏怖・畏敬と共生」この考えを今一度心に置き直し、今後の復旧活動をはじめとした様々な活動に生かしていきたいと思っております。

9月 月次祭

本日、午前8時より長月の月次祭を斎行致しました。

雨の朔日です。
土砂降りになったかと思うとやんで晴れ間が見えて、そしてまた降り出す。そんなややこしい天気ということもあり、傘を持たずにお参りに来られ、雨が降り出して慌てて車に傘を取りにいったり、雨に濡れてしまう方々がたくさんいらっしゃいました。

恵みの雨でもあるのですが、朔日はスッキリ晴れた天気で迎えたいなぁと思っています。

募金のご協力ありがとうございました

7月の西日本豪雨災害に対する義捐金の募集を7月末から行っておりましたが、大変多くの皆様の暖かいご協力がありました。本当にありがとうございました。
募金額を本日集計しましたところ、【合計】¥31,706 でございました。 皆様の募金に神社からの分も加えまして、日本赤十字社を通じて被災地へお届けさせて頂いきたいと考えております。
メディアでも度々報道されておりますとおり、豪雨災害の復興は まだまだ終わっておりません。皆様の募金が少しでも復興に役立てられて、被災された方々の笑顔につながればと願っております。

暑い境内、蝉の声

台風が近づいていることもあり、ここ2日ほど非常に蒸し暑い日が続いています。
この暑さでも境内で元気に鳴くのは蝉です。
今はアブラゼミ・クマゼミ・ミンミンゼミ・ツクツクボウシの競演中です。


(ミンミンゼミは、たまにしか鳴き声を聞けません)