社殿工事進捗 屋根造作 2016年4月24日 記念事業の進捗です。 前回の報告では、本殿屋根の銅板を剥がすと檜皮が出てきた とお伝え致しましたが、現在は、その檜皮も取り除き、銅板 を葺き直すための屋根の造作の作業に取り掛かっているとこ ろです。この後に垂木、野地板を張り、新しい銅板を葺いて いく作業になって行きます。
新緑 2016年4月15日 今日は四月の半ば、15日です。 昨日の夜に発生した熊本の地震について、お亡くなりになった方々の ご冥福と被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。 いつ起こるか知れない自然災害。自然への畏怖の気持ちと常日頃の備 えが大切だと考えさせられます。 境内の杜は、落ち葉が少しおさまり、徐々にではありますが、新緑 の若葉に包まれつつあります。
社殿工事進捗 屋根解体 2016年4月7日 社殿工事の進捗です。 只今、屋根の解体を作業を行っているところです。 この作業中に本殿の屋根についてわかったことがあります。 本殿の屋根は、銅板葺きでしたが、その銅板を剥がし、更に 野地板を剥がすと檜皮が出てきました。これは、本殿を新築 した当時(大正時代)の屋根が、もともとは檜皮葺だったという ことがわかりました。 これは、ひのきの表皮を一枚一枚少しずつずらして重ねていく もので非常に手間と技術を必要とされる葺き方です。 その後、昭和の時代に修理をした際に、銅板葺きになった様です。
4月 月次祭 2016年4月1日 本日午前8時より月次祭(つきなみさい)を斎行致しました。 今日から新年度という方が多いと思います。今日は朝から雨模様 でしたが、晴れやかな気分で新年度をスタートさせたいものですね。 午後からは地鎮祭のご奉仕をさせて頂きましたが、祭典場所の隣の 公園では、ソメイヨシノが満開となっていました。雨でも桜は本当に 綺麗でした。 ※月次祭の様子
社殿工事進捗 瓦・銅板撤去 2016年3月24日 現在の社殿工事の状況です。 素屋根が完成し、社殿全体に覆いが掛かっています。中では 拝殿屋根の瓦や本殿・幣殿の銅板の撤去作業を行っています。 下の写真は、本殿の屋根の棟のところについていたもので、 上から千木(ちぎ)・鬼板・鰹木(かつおぎ)・鬼板です。 千木や鰹木は昔の建築様式の名残りで、屋根を支えたり、補強 の為に設けられていましたが、現在では、装飾としての意味合い の方が強くなっています。 我々神職でもこういう機会でしか近くで見ることはありません。 これらも新しく銅板を張り替えることになっています。 (工事前の写真)