6月 月次祭

本日、午前8時より水無月の月次祭を斎行致しました。
先日お知らせさせて頂きましたが、緊急事態宣言が解除されたことを受けまして、一般の方々にもマスク着用の上、席の間隔を空けて ではありますが、ご参列頂きました。

今月は、月末30日に『夏越の大祓式』の行事があります。昨年は100名以上の皆様の参列があり、屋外ではありますが「密」になる場面もありました。夏越の大祓式は疫病退散の行事としての意味合いがありますから、昨今のコロナウイルスのような状況でも、行事自体を中止することはありません。茅の輪も作る予定です。しかし、直近の状況に合わせて例年と違う形で行事を行うことを含めて検討しています。その内容に関しては、また近々皆様にお伝えさせて頂きたいと考えています。

付近の学校も本格的な再開に向けて始まりました。子供たちは少し蒸し暑い空気の中、中身の詰まったランドセルを背負い、無邪気に登校していました。
もうすぐ関西でも梅雨入りするかと思います。体調を崩されないよう、無理をしないようお気をつけて今月を元気にお過ごしください。

緊急事態宣言 解除

昨日、政府から関西の緊急事態宣言解除が伝えられました。
一ヶ月近くの外出自粛、休業要請から解放され、晴れやかな気分を多くの皆様が感じておられることかと思います。
但し、まだリスクが介在している中の解除ですので安心はできません。ウイルスはまだ確実に存在していますし、治療薬やワクチンの開発もまだ完全には準備出来ていません。

緊急事態宣言下では、ほぼ お昼寝状態であった神社の電話は、ここ2・3日前から祈祷のご予約の連絡を段々と頂くようになりました。
ご祈祷は、通常通りご奉仕させて頂いておりますが、昇殿時には消毒及びマスクの着用を引き続きお願いしております。
氏子崇敬者の皆様には、もう暫く感染症対策にご協力お願い申し上げます。

みどりの日

今日は『みどりの日』。その趣旨は「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」です。
当神社はたくさんの木々に覆われています。このような神社を囲む森を社叢(しゃそう)といいますが、「鎮守の杜」と言った方が親しみがあるかも知れません。
神道は自然崇拝がその考えの源流となっていますので、神社にとっての杜は大変重要なものになります。
そこで今回は、当神社の木々をご紹介します。まずは、先に葉っぱだけの写真を掲載しますので、何の木か考えてみてください。



楠(クスノキ):和泉市民はもちろんご存じですよね。市の木です。南池田小学校のシンボルツリーでもあります。
 



榊(サカキ):玉串や大麻(おおぬさ)、神籬(ひもろぎ)など神事でよく用いる木です。「栄える木」がその名の由来とも言われています。



モミジ:これは皆さんご存じですよね。秋が深まったころの紅葉は本当に綺麗です。



ヤマモモ:オスとメスの木があり、メスの木には赤い実がなります。



ツツジ:この時期になると、そろそろ赤紫の花を咲かせます。



椿:2月~3月頃に花を咲かせます。また、その実からは上質な油である椿油が取れます。

いかがでしたか?葉の形だけで木の名前を全てわかった方はいましたでしょうか?
神社では四季が移り変わるごとに杜がその表情を変え、我々に癒しを与えてくれます。

5月 月次祭

本日、午前8時より皐月の月次祭を斎行致しました。

お参りされている方はご存じかと思いますが、先月の緊急事態宣言の発出後から拝殿と末社の鈴緒が使えなくなっています。ちょっと寂しい感じもしますが、その分 境内でさえずる鳥たちの声や玉砂利を踏みしめる音、風が木々を揺らす音など良く聞こえてくるような気がします。

境内では新緑が美しい季節となりました。木々の生命感が溢れる様子を感じることが出来ます。

昭和の日

今日は『昭和の日』。趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」です。そこでちょっと昔を振り返る、昭和な写真を紹介します。昭和の40年代前後の神社の様子です。


 昭和41年 儀式殿竣工奉祝 稚児行列


 境内でのラジオ体操


 建設中の儀式殿(光明殿)


 鹿遊園(境内で鹿を飼育していた‼)


 工事中の手水鉢(奥には鹿遊園も)